ノロウイルスにご注意ください
ホームページをご覧いただきありがとうございます。
まだまだ寒い日が続いていますね。
毎年11月から翌年の4月にかけて、『ノロウイルスの感染』を原因とする
ウイルス性のおう吐、下痢、腹痛などが流行します。
ノロウイルス感染症は
牡蠣(かき)などの貝の生食による食中毒が知られておりますが、
保育園や幼稚園、小学校などで発生した集団感染の大半は、
ノロウイルス感染者から(ヒトからヒトへ)感染して拡がります。
ノロウイルスにはワクチンや有効な抗ウイルス剤がなく、
症状に合わせて吐き気止めや整腸剤、解熱剤などの薬を使用する対症療法が行われます。
感染を防ぐことは簡単ではありませんが、今回は、ノロウイルス予防方法をご紹介します。
-------------------------------------------------
①最も重要な予防方法は【流水・石けんによる手洗い】です。
②貝類の内臓を含んだ生食食品の【中心温度85℃以上で1分間以上の加熱】を行えば、感染性はなくなるとされています。
③衣服や物品、おう吐物を洗い流した場所の消毒は【次亜塩素酸系消毒剤】を使用する。
④調理や配膳は、充分に【流水・石けんで手を洗ってから】行いましょう。
-------------------------------------------------
下痢やおう吐、発熱など、ノロウイルスによる食中毒と思われる症状がみられた場合
無理をして仕事や学校に行こうとせず、医療機関にかかりましょう。
症状が治まってからもしばらくの間、便からウイルスが排出されますので、
引き続き、感染を広げないように手洗いなどの予防を徹底しましょう。
来院されるのが困難な方への在宅医療も行っていますので
ご質問やお困りの事がありましたらお気軽にご相談ください。
きのはな調剤薬局
TEL:052-839-5881
お問い合わせフォームは コチラ